コロナ感染拡大第3波を迎え、落ち着かない気分になっている方も多いでしょう。
報道される情報は裏付けが曖昧なままで、結果的に感染者数の増加だけが目立ちます。
そりゃあ検査数が増大すれば、同じ程度の感染率でも実数は増えますからね。
これでは不安ばかりが先行して落ち着いていられなくなるのも仕方ないのかも知れませんね。
「どうしたらコロナを防ぐことが出来るだろう…?」日々悩んでいる方も多いと思います。
私はコロナに対しては、備えをしっかりしておいて、あとはそんなに心配はする必要ないと思っています。
いえいえ、決して軽く考えている訳ではないんですよ。
ただ、今の状況での過剰な心配は、かえって健康を損なうと思うんですよ。
ウィルスなんて目に見えないんですから、予防するにも限界があります。
だから今日は「いかにして現実的にコロナウィルスに備えるか?」というテーマを掘り下げてみたいと思います。
整体師の目から見た現実の対策、興味ありませんか?
コロナ予防には体温36.5度以上で免疫力強化
まず客観的に数字から。
厚生労働省のホームページでの発表によると、1月24日現在新型コロナウィルスの状況は以下の通りです。
死亡者数:5,019名
です。
一方インフルエンザの発表を見てみると
死亡者数:年間約1万人と推計
現時点で死亡率がコロナの方が高いのは事実ですが、全累計数で1.4%です。
この数字は感染が確認されただけの範囲ですから、感染者が確認しきれない現状では母数がどこまで大きくなるか不明です。
当然のことながら母数が大きくなれば、死亡者率はどんどん下がります。
これを多いと見るか少ないと見るかは議論の分かれるところだと思います。
ただ私は、インフルエンザと比較した生活上の実感では、最悪でも同程度だろうと感じています。
それは、インフルエンザの時は毎年私の知人も何人かは感染していました。
しかしコロナでは、パンデミックと言いながら、いまだ私の知人には感染者が一人もいないんです。
こういうことを書くと「だから注意を怠る人が増えるんだ」と批判されるのかも知れません。
でも、みんなかなり注意はしているはずなんです。
それでも増えるんだから、注意するにも限界があるってことだと思うんですね。
だからこそ…
「予防対策も大事。でも感染しても負けない方がもっと大事」
と考えるんです。
なぜならウィルスって目に見えないから。
マスクだってすき間あいてるし、フェイスシールドやマウスガードなんてもう、スカスカじゃないですか。
空気中に放散されたウィルスを含んだ飛沫は3時間ほど浮遊すると言われています。
ならスキマあったらだめじゃないですか?
そんなことは、ど素人の私にだって分かります。
だから万が一体内にウィルスが侵入しても負けないだけの免疫力を整えておくこと。
その方が現実的じゃないかなあ。
そこで気にしておきたいのが体温です。
36.5度~37度位が理想的という専門家が多いです。
その位あると風邪もあまりひかないはずです。
それはウィルスは体内に侵入していないはずないんですが、免疫力が強いから発症しないんですね。
一般的に体温が1度上がると免疫力は30%上がるという説もあります。
(これには諸説ありますが、少なくとも体温上昇で免疫も上昇は共通してます)
だから体温がそれ未満の人は、体温を上げる努力するのが一番現実的な予防法ではないのかな…と。
一生懸命に歩くとか、真剣にラジオ体操するとか、軽く運動するとかでも体が温まるでしょ?
それを日常化すると、徐々に体温は上げって行くんです。
PCR検査はコロナ予防ではありません
感染への不安からだと思いますが、PCR検査の需要が激増しています。
いまや検査キットが大流行しつつあります。
自販機なんかも登場してますしね。
もちろん気になるのは分かるし、調べておきたい気持ちもよく分かります。
でも私が思うには、PCR検査受けたから安心?でもないと思うんですよ。
PCR検査キットを提出した直後にだって感染してる可能性は全然否定できない訳だし。
先ほど指摘しましたが、マスクもフェイスシールドもマウスガードも、すき間があるし、ウィルスはそこら中に浮遊している可能性があるから。
だからPCR検査が陰性でも、注意し続ける必要は変わらない訳です。
だからこその体温であり免疫力強化なんですけどね。
※ちなみにある機関が色々なものをPCR検査にかけて実験したそうなんですが、なんとパパイヤに陽性が出た、という笑えないお話を聞きました。
コロナ予防のための具体策、マスク、うがい、手洗い、換気、人混み回避
最終的には体内へのウィルス侵入に備えて体温を36.5度以上に保っておくことが大切です。
そういう”最後の砦”を築いた上で、その前段階の対策が完璧に生きてきます。
【うがい】は口の中に侵入したウィルスを始めの段階で体内への侵入を減らせます。
【手洗い】も無意識に顔を触ってしまう際の予防になります。(顔を無意識に触るのって実は多いんです)
【換気】も空中に浮遊するウィルスを外に排出して、リスクを減らせます。(その分外を歩いている人にはどうよ?って思いますけど…)
【人混み】に行くことを回避すれば、当然感染リスクは低減します。
それでも完璧じゃない!だから最終的に免疫力なんですよ。体温なんですよ。
これは他の病気を予防するうえでも大事なキーワードで、健康維持には欠かせない事でもあるんです。
例えば、ガン細胞は35℃位の温度で最も活性化することが分かっています。
だから体温が35度台の人は、何としても体温を上げる努力はされるべきでしょう。
新型コロナウィルスに限らず、従来の風邪もインフルエンザも、更にはガンでさえ体温を上げることで予防できる可能性があるんですから。
結局は従来の風邪予防を徹底すること
この度の新型コロナウィルスの予防法を具体的に突き詰めて行くと、従来の風邪予防と何ら変わらないことが分かります。
変わったのは私たちの印象。
「コロナは怖いから今までの風邪よりも神経を使う」
それだけと言えばそれだけかも知れません。
だから身体を冷やさないで、体温をチェックして、36.5度未満の人は上げる努力をして、これまでの風邪予防同様マスク、うがい、手洗い、換気しつつ、人混みには出来るだけ行かない。
これだけ実行できればまず大丈夫なんじゃないでしょうか?
PS
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