新情報!漠然とした不安、動悸や不眠の対処法教えます!

健康

私たちが住む日本は、もう長い間のデフレ不況で経済発展していません。
だから当然のこと国民の所得も増えていません。

厚生労働省の「年次別の所得の状況」によると、1998年に世帯平均所得655.2万円だったのに対し、2019年は552.3万円。
なんと20年あまりで102.9万円も世帯平均所得が落ちているのです。

経済的に余裕がない状況が続きますから、将来を考えると不安を感じる人も増加していると思います。

しかも、ただでさえ経済が落ち込む中、2020年にはコロナ禍により不況にさらに追い打ちをかけ、益々貧困化して行くことは確実でしょう。
経済的な不安、コロナなどによる健康面の不安、ストレスが多い社会となってしまいましたから、精神的にも不安を感じて”うつ”のような感じになる人も増えているように感じます。

今具体的になにか問題が起きている訳ではないのに「何となく不安」で落ち着かなかったり、「漠然とした不安」で落ち込んだりしていませんか?

今日はそんな「漠然とした不安」を感じるあなたに「こう考えるとちょっと軽くなるかも知れないよ」という対処法をご提案します。
整体師の私が普段施術の現場でアドバイスしている内容です。

きっと参考になるはず!

漠然とした不安感で動悸に悩んでいませんか?

漠然とした不安を感じ始めてしばらくすると、動悸を感じる方が多いです。

普段は意識しない心臓の鼓動を「ドクン!」と強く感じたり、「ドクドクドク・・」と早くなったりして余計に不安になるものです。
これは明らかに自律神経のバランスが崩れてきています。

循環器は交感神経といって緊張モードの神経が支配していますから、原因としては神経が緊張している状態が推測できます。
適度な緊張や、すべき場面での緊張は良いのですが、本来リラックスすべき状況でも緊張が終わっていない、ということが考えられます。

自律神経とは、普段私たちが意識していなくても必要な機能を自律的に行ってくれている神経です。
緊張モードの交感神経と、リラックスモードの副交感神経で構成されています。

それぞれ支配する領域が違い、交感神経は循環器や呼吸の吸気、副交感神経は消火器官や睡眠、呼吸の呼気(吐く方)を支配しています。

漠然とした不安感で動悸がする状況とは、言い替えれば交感神経の働きが過剰で、リラックスできなくなってしまった状態とも言えます。

先程睡眠も副交感神経の支配と書きましたが、交感神経と副交感神経は同時に活発には働きませんので、交感神経が優位に働いている時は副交感神経は働きが低下しています。

ですから当然のことながら、睡眠に影響が出ます。
つまり眠れなくなったり、寝つきが悪くなったりするのです。

不安感で眠れない時の対処法

まず眠れなくなる時には、いくつか共通する環境があります。
いざ寝る段階で交感神経が過剰に働いてしまっている状態です。
つまり緊張状態が終わっていないということ。

あくまでも意識していない神経のバランスのことですから、気づかない方が多いです。
最近で多いのは例えば寝る直前までスマホやパソコンを使っている場合。

電子機器の電磁波やブルーライトは交感神経を刺激してしまうことが分かっています。
不安を感じて色々な情報を調べたくなってしまいがちですが、寝る直前にはお勧めできません。
就寝時間の2時間前には止めた方が良いと思います。

心の緊張が自律神経のバランスにも影響しますので、寝る前にはあまりイライラしたり、激しい運動は避けて下さい。
仕事や人間関係でのトラブルなどを考えることも避けた方が良いでしょう。

そして最近ではあまり言わなくなった気がしますが、暖かい牛乳を飲むのも良いと思います。
カルシウムが寝つきやすい方向へ誘導してくれます。

漠然とした不安感を解消するには?

漠然とした不安感を感じるようになる背景には多くの場合ストレスなどにより、脳内でコルチゾールというストレス物質が増えている状態が予測できます。
そのコルチゾールを消化するためにセロトニンという脳内物質が大量に消費され不足することが考えられます。

セロトニンには心を安定させる働きが大きいことが分かっていますので、セロトニンが不足することで不安感が強くなっていることが予測できます。
ですからまずはセロトニンをあまり大量に消費しないために、可能な限りストレス源から離れる工夫をしてみて下さい。

そしてセロトニンの生産には光が効果的なことも分かっています。

朝起きたらすぐにカーテンを開けて、日の光を浴びて下さい。

晴れていれば朝方散歩するのも良いでしょう。

そして全項で説明の通り、出来るだけリラックスを心がけて下さい。
そうすることで徐々にセロトニンが安定してきて、漠然とした不安感も軽減する可能性があります。

悩みの本質は現在の状況から悪い状況を想像してしまうこと。
つまり多くの場合「ああなったらどうしよう」「こんな最悪なことが起こるかも?」という想像の産物なのです。

ですから考えられる限りの最悪な状況とその対処法をメモに書いてどこかにしまっておきましょう。
そして考えることを止めてしまいましょう。

最悪の状況に対する対処を事前に準備しておくことで、考えすぎなくて済むようになります。
そして時間が経過した後確認すると、おそらくその悩みのほとんどは起きていません。

まとめ

ポイントをまとめておきます。

1.出来るだけストレス源から遠ざかりリラックスする
2.就寝2時間前までにはスマホやパソコンの使用をやめる
3.寝る前に温かい牛乳を飲む
4.朝起きたらすぐカーテンを開けて陽の光を浴びる
5.朝方散歩する
6.考え得る最悪の状況とその対処法をかいたら、どこかにしまって考えることを止めてしまう

これで過剰な不安から解放されて、漠然とした不安感はずいぶん減るはずですよ
ぜひお試しあれ

PS
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